劇的に文字が綺麗になる⑦

レッスンの様子⑦

横浜市在住の書道家 谷井 奈津子です。

ご訪問ありがとうございます。

あなたの文字を美しく変えるペン習字のマンツーマンレッスンを行っています。

年内最後のレッスンは、今春、ベトナムでの活動をご一緒した手塚 祐基さんとともに。1か月半前からご予約くださり、レッスンできるのをとても楽しみにお待ちしておりました。8か月ぶりの再会に、話も弾みます。

名刺をお渡しして、ご案内のチラシにて趣旨をご説明、過去にご受講くださった生徒の皆さんのレッスンのBefore&Afterをご覧いただいたあと、実際のレッスンに入ります。このとき、たいていの生徒さんはBefore&Afterをご覧になっても半信半疑のようです。

Before;普段の文字

After;美文字のコツを生かして練習した文字(5回目)。

ご覧くださるあなたも、このBefore&Afterの写真だけでは半信半疑だと思いますので、本日はレッスン中の練習用紙を公開しますね。

わずか1時間、たった5回の練習で、ここまで綺麗に書けるようになりました。

1回1回の練習を最大限に生かせるように、生徒さんの字形や文字のクセに合わせた美文字のコツを、3つほどご説明しています。1回書き終えるごとに追加のご説明や書きにくい文字のお悩み解決をしていきながら、さらに練習していく…そして、今まで書いた文字と見比べ、どこが上達したかを毎回ご提示することで、生徒さんの『お手本を見る目=鑑賞力』もどんどん養われていくのです。『鑑賞力』のご説明はこちらに記載しています。↓

【レッスンの様子④】https://wp.me/paqYzb-ji

4回目の練習で完成しても良かったのですが、最後の1回分の練習まで有意義なものにしたいと思い、私が普段愛用しているペンをお貸しし、書き比べをしていただくことにしました。

上段;油性ボールペン、0.5mm(4回目)

下段;ゲルインキボールペン、0.7mm(5回目)

ペンのインクの種類、ペン先の太さ、書く紙の紙質。これらの組み合わせの違いがどれだけ書きやすい、または書きづらいかを、実際にいろいろと書き比べていただくことでご実感いただけます。上段と下段ほぼ同じ字形にも関わらず見栄えがこれだけ異なるのは何故なのか?この疑問には毛筆と半紙を活用しながら、ご説明をしていきます。ご覧くださるあなたのために、特別にこのご説明も公開しますね。

左;毛筆(筆ペン)で書いた文字

右;硬筆(0.7mmのペン)で書いた文字

ほぼ同じ大きさにも関わらず全く印象が異なる理由。それは紙面に対し、文字と余白のバランスの比率が関係しています。これは、高校の書道の授業でも導入の際に参考手本と共に必ず説明してきました。そのくらい、余白と文字とのバランスは見栄えに大きく関わってくるのです。

紙面の大きさに対し、余白と文字(正確には文字の線の太さを含めたもの)との比率は基本的には1:1が望ましいとされています。右の文字は線が細く、文字の中の余白部分が目立ちすぎてしまうため、文字の周りの余白部分とも相まって、なんとなく貧相な見栄えに感じてしまうのです。

この4枚を見比べて受ける印象は…?もうお気づきですね。

上段の2枚は先ほどと同じもの。紙面に対し余白と文字の大きさの比率は1:1。下段左は紙面に対し文字が大きすぎるため窮屈に感じ、下段右は文字が小さすぎるため余白ばかりに目が行ってしまいます。

これらのことを、実際に生徒さんの目の前で書きながらご説明することもあります。完全オーダーメイドのレッスンのため、生徒さんお一人お一人にご説明する内容は全く同じではありませんが、美文字のコツをテキストと共にご説明するうえで必要な場合は、毛筆と半紙も活用させるようにしています。

美文字のコツには全て理由があります。その理由を、時に書の理論も併せてご説明していくと、生徒さんはみな「なるほど!」とご納得くださり、その後に練習した文字は格段と上達なさる…その上達ぶりを実感できることは、レッスンをご提供するうえでこの上ない喜びとなり、更なるレッスン内容の向上への意欲へと繋がっていくのです。毎回のレッスンで多くの気づきや学びをいただけるのは、私の方かもしれません。

体験レッスンではお名前を練習するのみですが、お伝えする美文字のコツは全ての文字に応用が可能です。体験レッスンの内容だけでも十分、その後の手書き文字にお役立ていただけます。

2020年はお気持ちを新たにし、美文字のあなたへと変身してみませんか?

* 体験レッスン;¥5,500-(税込み) 1回1.5時間

⇒美文字のコツを知り、お名前を綺麗に書けるようレッスンします。

* 初級編レッスン;¥49,800-(税込み) 4回8時間

⇒縦書き、横書きのお名前&ご住所を綺麗に書けるようレッスンします。

* 初級編終了後、中級編、上級編とご受講いただくことで、楷書、行書、実用書、全ての文字を綺麗に書けるようレッスンしていきます。

体験レッスンのご案内とお申込み、お問い合わせは、こちらからどうぞ。↓

マンツーマンレッスンのご案内➡️https://peraichi.com/landing_pages/view/c27r9

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