お一人お一人のクセを見抜く。

~クセを生かした上で美文字にしていくレッスン~


横浜市在住の書道家 谷井 奈津子です。

ご訪問ありがとうございます。

あなたの文字を美しく変えるペン習字のマンツーマンレッスンを行っています。

体験レッスンでは、文字だけでなく、書く時の姿勢や筆記具の持ち方までを総合的に見たうえで、どの美文字のコツをお伝えするかを判断しています。 すぐに練習に生かせるように、 数えきれないほどある美文字のコツの中から3種類を厳選し、ご説明をしています。

『クセ字のレッスンについて』のお問い合わせをいただきましたので、どのようなレッスンを行っているのか、詳細をお話ししようと思います。

「クセ字」といえども、一言では表現しきれないぐらい、お一人お一人のクセは多様です。また、ご自身の文字に対してのお悩みも様々です。レッスンを進めていきながらお悩みを伺い、理由とご説明を併せてお話しすることで、お悩みを解決なさる方もいらっしゃいます。

多様なクセの中から、いくつかのタイプ別に分けてみました。あなたのクセは、どのタイプでしょうか?複数のタイプを持っている場合もありますので、各タイプを参考になさってくださいね。

【丸文字(マンガ字)タイプの方】

レッスンを受けた方の中で、最も多いお悩みのタイプが、丸文字であることでした。

丸文字がクセになっている方には、一画一画を伸びやかに、止め・はね・払いをきちんと書くよう意識するところから練習を始めていきます。

同時に、一文字一文字を、より美しく書くためのご説明もし、少しずつ修正をしながら清書を仕上げていきます。

枠内に堂々と書けるようになったお名前は、その後、人から褒められるようになったそうです。

丸文字から美文字へ。文字を変えるだけで、印象も大きく変わることを実感いただけることと思います。

【続け字タイプの方】

急いで書くからか、どうしても行書のような続け字しか書けない、というお悩みの方も少なくありません。

このような方には、一文字一文字の中に魅せる部分があることをご説明し、はねや払いをやや強調しながら、バランス良く仕上げる練習を行います。

練習を重ね自信を持って書いた文字は、達筆風な、味わいあるお名前に仕上がりました。

書道を学んだ経験のある方は、もともとが達筆風な文字のことが多いです。既に身に付いている字形のバランスを数か所修正することで、見違えるような仕上がりになりました。

【縦画(縦線)、横画(横線)の角度が不揃いのタイプの方】

縦画(縦線)がなかなかまっすぐ書けない、とお悩みの方は、書いている時の姿勢を正すことが解決の第一歩となることが多いです。それでも長年染みついたクセはなかなか簡単には直らないため、まっすぐに書くコツをお伝えしています。ご自身のおへそに向かって書くように意識を働かせると、傾きを修正しやすくなります。

また、横画(横線)を水平気味に書く方には、右上がりに書くよう理由も併せてご説明しています。横画(横線)の角度を変えるだけでも、仕上がりが大きく変わります。

横画(横線)を右上がりにし、並行する複数の横画(横線)を等間隔にすること、はねをきちんと書くことを意識して練習したことで、スッキリとした文字に変化しました。

【各文字の中心がずれているタイプの方】

点線があるにも関わらず、マスの中心に配置できないために不揃いに見えてしまうタイプの方もいらっしゃいます。縦書き、横書き、いずれにおいても書いていくにつれ曲がってしまうとお悩みの方は、多いのではないでしょうか?

体験レッスンでは点線入りのマスに一文字づつ練習をしますが、その後継続してレッスンをご受講の方には、バランスの良い縦書き、横書きの書き方を練習していきます。

中心線を意識し、まっすぐ書けるようになっていることを、実感いただきながら練習を重ねていきます。レッスン後には毎回、Before&Afterのお写真とレッスン内容をお送りし、ご自宅でもレッスン内容を振り返っていただけるようにしています。

体験レッスン後、継続レッスンで練習を重ねたことで、こんなにも美文字になりました。「字がうまいね」と、生まれて初めて人から褒められた!とご報告いただき、私も本当に嬉しかったです。

いかがでしたでしょうか?レッスンは1回1時間、練習はわずか数回で、皆さんBeforeからAfterへと変化しています。『本当だろうか?』と、多くの方がお感じになると思いますので、体験レッスンの練習用紙そのものをご紹介しますね。

1段目は、レッスン前のいつも書いているお名前です。3段目~7段目の5回の練習で、みるみるうちに美文字に変化していきます。

練習は、量より質が重要だと、私は常々考えています。質を高めるために、一回書くごとに美文字にするためのご説明をし、納得したうえで次の練習へと進むのです。少しづつ修正を加えていく、というのは、このような内容を意味します。

字形だけでなく、線質を変えていくことも同時に行います。洗練された線質の文字に変えることで、仕上がった時の印象も変わり、見栄え良くなることを実感いただけることと思います。

十人十色とは、まさにこのことだと思いながらまとめてみました。

お手本通りに書くことは、素晴らしいことだと思います。しかし、お手本がないと書けないようでは、真の美文字を身に付けたことにはなりません。

私のレッスンでは、お手本がないと書けなくなるのは何故なのか?を、きちんとご説明しています。そして、お伝えした美文字のコツは、お手本がなくとも全ての文字に応用がきく理由もご説明しています。

ご説明の内容はこちら→ https://wp.me/paqYzb-ji

レッスン後、美文字のコツを生かしながら文字を書くことは、かなりの意識と努力を要すかもしれません。しかし、ご自身の心がけ次第では、レッスンご受講後1か月経っても、美文字を維持しているとのご報告をいただいていることを、とても嬉しく思っています。

とは言え、一人で練習していくのは、なかなか根気のいることです。せっかく学んだ美文字のコツを、しっかりと身に付けていただけるようにサポートしていくのが、継続レッスンの良いところだと思っています。実際に体験レッスンをご受講後、75%の方が継続レッスンをお申し込みくださっています。

文字のクセは、見方を変えれば個性でもあります。その方の個性を生かしたうえで美文字に変えていくためには、教える私自身の知識と知恵の量が勝負となります。より良いレッスン内容をご提供できるよう、試行錯誤を繰り返し、常にレッスン内容やテキスト、資料の改良を続け、今に至ります。

体験レッスンは、毎月行っています。ご都合のよろしい時に、是非一度ご受講なさいませんか?1時間のレッスン後、ご自身の文字がどのように変わるのか?驚きと感動のレッスンを、あなたにご提供いたします。

* 体験レッスン;¥5,500-(税込み) 1回1.5時間

⇒美文字のコツを知り、お名前を綺麗に書けるようレッスンします。

* 初級編レッスン;¥49,800-(税込み) 4回8時間

⇒縦書き、横書きのお名前&ご住所を綺麗に書けるようレッスンします。

* 初級編終了後、中級編、上級編とご受講いただくことで、楷書、行書、実用書、全ての文字を綺麗に書けるようレッスンしていきます。

体験レッスンのご案内とお申込み、お問い合わせは、こちらからどうぞ。↓

マンツーマンレッスンのご案内➡️https://peraichi.com/landing_pages/view/c27r9

関連記事

  1. 美文字になる方法⑩

  2. 【美文字レッスンの成果】

  3. 劇的に文字が綺麗になる⑰

  4. 美文字の定義・3・説明

  5. 劇的に文字が綺麗になる⑮

  6. 劇的に文字が綺麗になる⑤

  7. 劇的に文字が綺麗になる⑧

  8. 劇的に文字が綺麗になる①

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA